安定剤の副作用

Drugs

双極性障害の治療に使われるものとしてまず真っ先に挙げられるのは気分安定剤です。そのほか、治療をサポートするために睡眠薬などが利用される場合があります。双極性障害にかかると、わけもなく気分が高揚したり、追いつめられた気分になったりします。どちらの場合も心が騒ぎ、激しく動揺するため、夜も眠れないというケースが多いのです。そこで、睡眠薬が処方されるケースがあるというわけです。

ところで、双極性障害に使われる気分安定剤は、副作用が出てしまう場合があります。気分安定剤はハイとローの双極をひっきりなしに行き来する心を落ち着かせる効果があり、また特に今すぐ自分の命を粗末にしかねないところまで追い込まれてしまう重度のうつ病にも効果があるとされています。一般的に使われているリチウムという薬は、非常に強力な効果を持っているものなのです。
しかしその強力さが、副作用を生んでしまうこともあります。循環器、消化器などの内臓・器官が不調をきたしてしまう場合があり、血圧が低くなったり胃腸の働きが低下して下痢が出るようになってしまったり、さまざまな副作用が考えられます。
もちろん、あらゆる薬の副作用と同様、双極性障害の治療に使われる気分安定剤の副作用も人によって大きい、小さいという個人差があります。
まったく出ないというケースも少なくないようです。しかし激しく重い副作用が出てしまうこともあります。そんなときは、体調を整えつつ薬の量を再検討する必要があります。
双極性障害の治療には、そういったことをスグに判断できる医師の存在が欠かせないのです。